子どもの本音や気持ちを伝えるために、お母さんへ向けたお手紙を一緒に作りました。
そのお母さんからは、「子どもの本当の気持ちをもっと広めてほしい。ぜひ公開してほしい」という声をいただきました。
「子育てが大変な時期ほど、悩んだり、失敗してしまう。だからこそ、子ども目線の気持ちを多くの人に知ってほしい」
そんな願いが込められています。
また、そのお母さんはこう話してくれました。
「このお手紙をきっかけに、子どもへのスキンシップやハグを増やしたら、子どもがとても安定しました。同じように悩んでいるママやパパがいたら、ぜひ試してみてください。試すのはタダなので!」
ママの笑顔が好き!
ママ ニコニコしてよ?
ボクも悲して、不安になるよ
ママ、ボクによく言うよね・・・
ボクはママにとって、重荷なの?
ボクはママにとって、不安なの?
ボクはママにとって、恥ずかしいの?
ボクはダメな子?
ボクがいけなかったの?
ボクって・・・いらない子?
ボクはママに、ニコニコして欲しいから、いろいろと試したけど、いつも怒られてばかり
本当のボクはココだよ。ニコニコしてほしいだけなんだ・・・
でも、いつも いつも やり方を間違ってしまうんだ・・・
ごめんなさい
そんなつもりじゃないよ?
ママの笑顔が好きなだけなんだ
だから、ママが笑顔でいてくれるなら何だってするよ!!
ママ いつもありがとう。大好きだよ!
子どもは、自然と親の顔色を見て過ごしています。
子どもが不安定なときには、ぜひ一度振り返ってみてください。もしかすると、本当は私たち大人のほうが不安を抱えているのかもしれません。
子どもは親の笑顔が見たくて、また親の不安を少しでも和らげたくて、時にはいたずらをしたり、わざと注意を引いたりすることがあります。それは、子どもなりの方法で親の気持ちを支えようとしているのかもしれません。
そんな視点を持つことが、子育てのヒントになれば幸いです。